冬季に旬を迎える油の乗った寒ブリには、沢山の油が乗っていることからもわかるように、DHAをはじめとした多くの不飽和脂肪酸を含んでいることがわかります。そのためブリの油を上手に利用することができれば、多くのDHAを効率よく摂取することが可能となります。
ブリの代表的な調理法といえば、ブリの照り焼きを置いて他にはないと思われます。しかしブリの照り焼きが焼けるところを見てもらえればわかるように、ブリを照り焼きにした際には多くの油が滲み出してしまうがために、効率よくDHAなどの不飽和脂肪酸を摂取するためにはあまり効率的ではないという見方のほうが一般的となっています。
そのためブリの照り焼きを行う場合、効率よくDHAを摂取するためには調理のコツが存在します。それは魚を焼く多くの場合用いられる網を使った加熱法ではなく、フライパンなどを使い、ブリを漬け込んでおいたたれも一緒に加熱してしまうことです。
こうすれば加熱によりブリの油が溶け出してしまっても、後にたれとして魚の上からかけることで後から同じだけのDHAを摂取することが可能となります。これは魚の焼き物に比べて煮物のほうがDHAを効率よく摂取できるということと原理は同じです。
加熱による油の流出を差し引いたとしても、ブリに含まれる油は上質でなおかつ大量に含まれているために、ブリの照り焼きは効率よくDHAを摂取できる調理法であるということができます。それが旬の季節を迎えた寒ぶりであればさらに多くのDHAが摂取できることは言うまでもありません。