DHAやEPAをはじめとした不飽和脂肪酸は、サプリメントとしても利用されるなど、その栄養価の高さに多くの人が注目をしています。しかしDHAなどの不飽和脂肪酸を扱うに当たって注意すべき点が一つだけあります。それは不飽和脂肪酸が非常にいたみやすいものであるということです。
不飽和脂肪酸に限らず、油は酸化作用が強いために、少し時間が経過しただけですぐに酸化してしまうのです。DHAを多く含むことで知られているサバが、サバの生き腐れといわれるほどに短時間で痛んでしまうのはDHAをはじめとした不飽和脂肪酸を大量に含んでいるが故のものであるともいえます。
魚でさえ不飽和脂肪酸を含んでいるものはすぐに参加してしまうのであれば、純粋な不飽和脂肪酸を利用して作られるサプリメントは、それ以上に痛みやすいものになってしまうことになります。
なのでDHAやEPAを配合したサプリメントの多くには、防腐剤としてビタミンEを同時に配合することが多いようです。そのほかビタミンEは脂溶性の性質を持っていて、油に対してよく溶けるものでもあります。そういったこともあり、DHAやEPAなどの不飽和脂肪酸とは非常に相性のいい防腐剤であるともいえます。
ビタミンE自体は普通に生活をしている上で、欠乏症を起こすようなことは殆どありまんし、過剰摂取したからといって、深刻な症状を招くということもありませんが、こういった食品の防腐剤として、非常に重宝されているものなのです。