DHAに関する作用で最も多くの人に知られているものとして、魚をはじめとしたDHAを含む食品を摂取することにより頭がよくなる、というものがあると思われます。現実としてDHAには主に成長期の脳の発達に大きな作用をもたらすものとされています。
脳の神経細胞には他の神経細胞に情報を伝達するための突起があり、脳神経細胞同士がこの突起を接触させることにより、情報伝達を行うという仕組みになっているそうです。つまりこの突起がより多く存在していれば、情報伝達がよりスムーズに行われるということになります。
DHAにはこの突起を新しく伸ばすためになくてはならないもので、DHAを多く摂取していることで脳の情報伝達がよりスムーズに行われることになります。特に脳細胞が出来上がる以前である、幼児期にはこの傾向が強く見られ、成人以上に高い効果が得られるものであるとされています。
そればかりでなく脳の情報伝達物質そのものも、DHAによる作用で活発化されるとされていて、DHAによる作用で、一度に多くの情報を脳細胞の間でやりとりが、できるようになるとされています。
脳細胞の発達そのものと、脳の情報伝達物質といった、脳を働かせるために必要なもの多くは、DHAによる作用が関係しているといっても間違いはありません。 ただ漠然と魚を食べることによって頭がよくなる、ということが言われていますが、その背景にはこのように様々な要因が存在しているのです。